路面電車で行って『思案橋界隈』をぶらぶら、、

路面電車で行って『思案橋界隈』をぶらぶら、、

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長崎電気軌道4系統の路面電車で『めがね橋』電停から三っつ目が『思案橋』です。徒歩でも行ける距離ですが、此の近くにも「坂本龍馬像」があります。先に投稿した“風頭公園”とはまた違った顔の龍馬像に会いに行き、ついでに思案橋界隈を散歩すると“長崎らしさ”に幾つも出合えます!

「思案橋」下車、長崎随一の繁華街は人気店が目白押しです。まずはトルコライスとミルクセーキで有名な“ツル茶ん”知る人ぞ知るバクダンチャンポンの“思案橋ラーメン”など 何処に入るか迷いながら腹ごしらえを済ませます。それから思案橋電停に戻ってスタート、1.5km程度を歩いて4系統終着駅の「崇福寺」を目指します。

思案橋横丁を横目に思案橋通りを南に進みます。通りを抜けたところには 風格ある構えの 「カステラ本家 福砂屋本店」が現れます。

福砂屋本店を正面に左に曲がると今度は前方正面に「長崎警察 丸山町交番」、瀟洒な建物の右手奥には「丸山公園」が見えます。

公園に入ってすぐ、ここに等身大!?の『坂本龍馬之像』があります。像の近くには公園周辺の見どころや、龍馬像の“いでたち”を解説してくれる案内ボードが立てられていて、とてもわかりやすくなっています。

そう広くはない丸山公園ですが、園内には大きな“だれでもトイレ”という名の多目的トイレがあります。オストメイト対応機器が備わり、おむつ交換台もあります。近辺の飲食店では不自由なケースもありますので、こちらのトイレをご留意下さい。

丸山公園の南側には、全国的にも珍しい県に指定された史跡料亭『花月』があります。“花街丸山 江戸から幕末、明治と長崎で活躍した国際人の社交場で文人墨客も数多く訪れ、、、、坂本龍馬がつけた刀傷の跡が床柱に残る「竜の間」や、、、、、。なかにし礼原作『長崎ぶらぶら節』で有名となった名妓・愛八直筆の歌本や写真、、、、、。元禄時代に造られた庭園も素晴らしいです。”【長崎県の観光情報サイト『ながさき旅ネット』(長崎県観光連盟)より】https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/117  ・・・歴史ある料亭へは予約がないと庭口から先には進めません。

花月から向きを変えて歩を進めた先にあるのが“長崎検番”、花街の芸者さんの手配統括をしていたという古い建物は築100年以上たった今もかつての姿で残されています。

長崎検番の提灯の手前側を右に曲がります。案内板を見て位置を確認し、坂を上がって行くと、途中から階段が続きます。この“長崎らしい急坂”を上がって行ったところに 小説「長崎ぶらぶら節」ゆかりの “梅園身代わり天満宮”があり、更に進むと“市指定史跡 中の茶屋”へと続き、更に幾つかの寺社や碑、旧宅跡などが点在するエリアへと広がります。

今回の散策では“梅園身代わり天満宮”と、“七力稲荷社”に参拝し、それから先の坂道へは進まずに「崇福寺」電停まで小径を下りつつ約30分程度の散歩を楽しみました。