長崎駅前東口停留所から長崎バス『風頭山行き』か、県営バス『風頭町行き』に乗り、標高152mの風頭山(かざがしらやま)を目指します。日中、長崎バスは20分間隔で所要時間約24分、県営バスは毎時26分発 最速18分(図の青線)で終点 まで突っ切ります【片道190円】。市内中心部 浜町辺りから歩いても行けますが、険しい上り坂を避けて路線バス利用がお薦めです。(時刻、運賃等は2021年6月時)
一段高いバスの車窓からは普段見逃しがちな光景が次々と、、、桜町小学校の校門脇には「サンドミンゴ教会跡」の石碑!! 新しい発見にうれしくなります。バスを終点で下車、わかりやすい案内板を確認して風頭山散策をスタートします。
今回の目的は、幕末の志士・坂本龍馬の銅像のある「風頭公園」、龍馬が設立した日本最初の貿易商社「亀山社中跡」に立ち寄り、長崎港や市街地を見渡す絶景を楽しむ“坂歩き”です!! 『赤い点線枠内』が散策する徒歩コース、総距離2kmで健脚の方なら30分程度の道程です。とにかく起伏が強い“長崎の坂”を楽しんでください。ゴールは『眼鏡橋』です。
終点バス停から緩めの坂を上がり下りし、ハタ(凧)店を右手に見ながら風頭公園に向かいます。
公園内の遊歩道を進んだ先に『龍馬像』と『龍馬が見た?!絶景』が現れます!!
龍馬像を間近に見たら、先に進んで展望台を上ってください。そこには『“絶景を見渡す龍馬像”を含んだ絶景』が拡がります!!
ひたすら坂道、階段を下ります。途中に広い多目的トイレのある広場を越えた先に『龍馬通り』の標識が現れ、以降はゴール近くまでその標識を頼りに進みます。
龍馬通りの道は様々な顔に形を変えますが、若宮稲荷神社近くになると下界の景色も変わってきます。
亀山社中跡(亀山社中記念館)に到着。「日本初の商社」と言われ、龍馬愛用ブーツのレプリカ、書状の写しや当時の写真が展示される龍馬ファンに人気のスポットです。記念館すぐそばには『龍馬のぶーつ像』があり、ここでも龍馬の気分で長崎の風景に思いを馳せます。
龍馬通りを歩きぬけ、深崇寺や興福寺の脇を通って寺町通りに入るともう平地です。
寺町通りを過ぎ、川沿いを進みます。ゴール一つ手前の魚市橋には『中島川みんなのトイレ』があります。
日本初のアーチ式石橋として有名な眼鏡橋はもう目前です。お疲れ様でした。